最終更新日 2024年5月10日 by 9jyous
「近所にゴミ屋敷があって困っている」
「自分の家がゴミ屋敷寸前で、どうすればいいか知りたい」
「東京でゴミ屋敷の片付けをしてくれる業者さんってどこ？」
曖昧でわかりにくい境界線や深夜の騒音や動物の放し飼いや子供のいたずらや喫煙のマナーや車・バイク・自転車の置き方など、ご近所トラブルの原因になり得るものは日常に溢れていますが、ゴミ屋敷問題もその一つです。
程度問題になってきますが、生ごみの腐敗臭が漂っていたりハエやゴキブリなどの害虫が大発生したりゴミが溢れて敷地外にはみ出てしまったりするのは大問題です。
悪臭が漂えばご近所さんは窓を開けて過ごすことが出来ませんし、害虫の影響で洗濯物干しも制限されます。
汚くて見た目が悪くなれば街並みの景観も損なわれますし、火災のリスクとも常に隣り合わせで不安感や恐怖感を与えることにもなります。
条例違反や法律違反となりそれなりの処分をくだされないと気が付かない人もいれば、刑事事件や民事事件にしにくいギリギリのラインを保ちながら生活している悪質で面倒で厄介人もいます。
片づけられない症候群で部屋が散らかっていてゴミ捨てのタイミングも逃しがちで整理整頓が苦手で、将来自分もゴミ屋敷の住人になってしまうかもしれないという不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
ゴミ屋敷になりやすい人の特徴
ゴミ屋敷になりやすい人の特徴についてですが、
- 仕事で夜勤があったりなど多忙でライフサイクルが乱れやすく自治体が定めた収集日にゴミを出すことが出来ない
- ズボラで面倒臭がり屋で不燃ごみや可燃ごみや資源ごみの分別が出来ずそのまま放置してしまう
- 物に対する執着心が強くて捨てるのは勿体ないという意識がはたらきとりあえず何でも保管している
- 片付けや掃除や整理整頓に対する苦手意識があり上手くやらなければならないという強迫観念や義務感に苛まれる
- 精神疾患を患っている
などがあります。
時間が合わなかったり忙しくて分別をしている暇が無かったりなどの物理的な問題が原因である場合は比較的対処が簡単ですが、精神的な作用が影響して片付けられずゴミが溜まってしまっている場合は要注意です。
心当たりがあるなら早めに対策を講じなければなりません。
部屋の汚れや心の汚れと言われるように、精神状態が不安定で心が疲弊して乱れていると家の中もどんどん汚くなっていきます。
ゴミ屋敷対策で真っ先に行うべきことはメンタルヘルス
ゴミ屋敷対策で真っ先に行うべきことは、精神状態を安定的に保ち元気で健やかな心を取り戻すためのメンタルヘルスケアです。
- ベッドに入っても寝付くまでに何時間もかかり熟睡できない状態で朝を迎え常に疲労感が残っている
- コミュニケーション能力やトークセンスの乏しさがコンプレックスで人としゃべるのが苦手で引きこもりがち
- 長く興じてきてお金も時間もかけている趣味に対して生き甲斐や楽しさを見出すことが出来なくなり無気力状態が続く
- 緊張したり心配したりすると滝のように汗が噴き出したり体が震えたりなど周りがドン引きするほどの身体的な異常があらわれる
- 漠然とした恐怖・不安が常につきまとい誰かに追いかけられているような気がする
- 気分が激しく落ち込み自信を失いネガティブな考え方しか出来なくなる
などのメンタル不調があり、辛さや生きにくさを感じているなら、家の中をキレイにする物理的な対策と同時にメンタルヘルスケアにも力を入れるべきです。
物理的な対策で家をキレイにすることから始める
心の健康を取り戻すにはそれなりの期間を要しますので、まずは物理的な対策で家をキレイにすることから始めましょう。
最初に行うべきことはゴミの分別です。
不燃・可燃・ペットボトル・プラスチックなどに分別できるように袋を用意し、片っ端から分別していきます。
片付けは事務的に効率的に淡々と行うのが鉄則ですので、必要なものと不要なものと保留するものという3種類に分けて処分するのが手っ取り早いです。
保留するものは出来るだけ少なくするのがポイントで、不要であると判断したものは躊躇せずに思い切って捨てるべきです。
断捨離も意識しながら行うのがおすすめです。
不用品の中には捨てるのが勿体ない価値のあるものもあるはずですので、それらはリサイクルショップに買い取ってもらったり下取りに出したりフリマアプリ・オークションサイトに出品したりして現金化しましょう。
不要なものが無くなり部屋に空間が生まれると、床や壁の汚れが気になってくるはずです。
カビ取り剤や中性洗剤や漂白剤やブラシやスポンジや雑巾を用意して、こびりついた汚れを取り除けば完璧です。
害虫が大発生していたり悪臭が落ちなかったり頑固な黒カビが付着していたりして太刀打ちできない場合は、ハウスクリーニングや害虫駆除の専門業者を呼んで対処してもらうのがベストです。
せっかく家が片付いてキレイになっても、心の状態が乱れていればまたすぐにもとの汚い家に逆戻りです。
まとめ
精神状態を健やかにするために、自分を見つめ直す時間を設けてしっかりとケアする必要があります。
ちょっとしたプチ贅沢やスポーツでのストレス発散や休息で回復が可能な場合は心配ないですが、精神疾患を患っている可能性がある場合は心療内科・精神科でカウンセリング・検査・治療を受けましょう。